フリーランスの名刺、どんな項目で作る？

フリーランスの名刺作り

フリーランスになると、記載する項目の他に、デザインや用紙の質まですべて自分で考えなければなりません。どうしていいか迷ってしまうかもしれません。一番大きく表記されるのは自分の名前です。あとはそこに屋号や肩書きをつけるかどうか。開業届を出す際に屋号も申請してあるなら、せっかくなので屋号も入れましょう。ライターなら「フリーライター」や「ライター」、IT系なら「プログラマー」や「ITコンサルタント」「Webデザイナー」などの肩書きをつけるとわかりやすいですよ。

ビジネスネームを使っている場合

ビジネスネームを使って仕事をしている人は、本名も入れた名刺を作るかどうかが迷いどころかもしれません。結論としては、本名を入れるかどうかは個人の自由です。本名入りの名刺は、ビジネスネームと一緒に本名をカッコ書きで記載してあるケースが多いようです。住所は記載してもしなくても大丈夫ですが、住所入りの名刺のほうが信用度は高くなります！

住所や電話番号はどうする？

もし本格的に展開していくつもりなら住所の記載はほぼマストですが、どうしても記したくなければレンタルオフィスが便利です。そうすれば、郵便物や電話などはレンタルオフィスを経由してくるので、直接自分に届くことはありません。ただし、レンタルオフィスを悪用する業者も多いので、利用するかは慎重に判断したいところです。
電話番号については、携帯電話の番号のみで大丈夫です。プライベート用と仕事用の電話を使い分けるようにすればそれほど気にならないはずですよ。
メールアドレスはもはや必須。よくGmailを使うフリーランスが多いですが、もし社会的信用度をアップさせたいなら独自ドメインのメールアドレスを取得しておきましょう。
信用度をアップさせる名刺作りも大事ですが、渡す相手全員が信用できる相手かわからないと、個人情報満載の名刺を作るかどうかで迷ってしまいますよね。そんなときに備えて、信用できる相手用に個人情報を入れた名刺と、名前と肩書きとビジネス用メールくらいの簡素な名刺の2つを持っておくと安心ですよ。

デザインで差をつける

名刺に記載する項目が決まったら、今度はデザインをどうするか考えましょう。自分でデザインしてもいいですし、テンプレートを利用してもいいですよね。自作品に自信が持てないなら外注でももちろんOK。デザインで個性を出すのもひとつの手法です。名刺のサイズに決まりはありませんが、一般的なサイズは55×91mmを基準に名刺入れに入るサイズを意識しましょう。紙ではなく別の素材で名刺を作るなど、材質で個性を出すという方法もありますよ！