フリーランスは名刺交換マナーも大事

名刺交換のビジネスマナー

ビジネストークのスタートに名刺交換は欠かせません。フリーランスになると名刺交換のシーンが増えるので、基本的なマナーはしっかりおさえておきたいですね！会社員経験がある人なら、新人研修で名刺交換のマナーを教えてもらったことがあるかもしれません。人の第一印象は最初の数秒で決まるとされているので、名刺交換はその後のビジネスの行方を左右しかねない大事な場面ということになります。ここで大きく印象を下げてしまうと、「この人はナシ」と最初に判断されてしまうから恐ろしいですよね。

お出かけ前に名刺をチェック

名刺交換をしようと思って名刺入れを出したまではいいものの、開けたら空っぽで恥をかいてしまったということがあるかもしれません。これをやってしまうとその場の空気が凍ってしまうだけでなく、相手にまず不信感を植え付けてからビジネスの話をスタートするという残念な事態に発展します。たかが紙一枚の名刺ですが名刺はその人の顔です。対面する相手に失礼のないよう名刺の数が十分かは出かける前に必ずチェックしておきたいですね。もう一点気をつけたいのが名刺の状態です。しみやしわ、汚れがある名刺ではそれこそ相手に失礼です。きれいな状態で渡すことができるよう、名刺の管理はしっかりと行いましょう！

名刺交換の基本マナー

名刺交換で先に名刺を出すのは目下の人というのが基本です。フリーランスがクライアントとなる人と会うならば、まずは自分から名刺を差し出します。対面する相手が何人もいる場面では、序列に気をつけてくださいね。肩書きが上の人から下の人へと順番に名刺を渡すのが基本マナーです。先方が先に名刺を出してきた場合は、まず受け取ってから自分の名刺を出しましょう。ここで「いえいえ私が先に」とばかりに順番を死守しようとすると、逆に失礼な行為になってしまうので気をつけましょう！
名刺を渡す際は立ち上がり、机などを間に挟まずしっかりと向き合うのが原則。名刺を持つ位置はだいたい胸の高さです。会社員が名刺を渡す際は、社名や部署名の次に自分の名前を名乗るので、フリーランスは職種と名前を名乗って渡すといいでしょう。名刺を差し出す手は両手か右手です。同時に名刺を交換するような状況なら、先方よりも低い位置で差し出すよう心がけてみてくださいね。そうすることで相手に対する敬意を表すことができますよ。
名刺を受け取るときは、黙って受け取らずに「頂戴いたします」と述べるとさらにスマートです。名刺に書いてある社名や部署あたりから自然と話を広げていければなおいいですね。ここで気をつけたいのが、受け取った名刺をすぐにしまわないこと。着席したら、名刺入れの上にいただいた名刺を乗せておきます。いくつも名刺があるなら、役職が上の人の名刺を一番上にしておきましょう。名刺をしまうのは、そこでの話がすべて終わったときでOKです。